
人
物
金
情報
良質な経営資源をどれだけ確保できるかによって、企業の競争力は決まると言われています。
一般的には、ヒト、モノ、カネ、情報が主要な経営資源ですが、転職活動においても大事な資源になってきます。
特に転職に置いて情報は何よりも大切なものになってきます。
情報という形のない資源の経済価値が高まり、重要視されるようになりました。
そんな情報にスポットを当てて、転職においていかに情報が大切かを解説していきたいと思います。
目次
看護師転職で情報が無いとどうなる?
まず初めに情報収集をしないまま転職活動を行うと、自分の望む働き方を実現できそうな病院だと思っても務めた後に「失敗した!」「思っていたのと違う!」といったようなミスマッチが起こりやすくなってしまいます。
少ないながらも社会人を経験すると、社会の全てがわかった気になり、あまり根拠もないのに業界・職種・給与・福利厚生など応募条件を絞りがちです。
情報収集をしっかりと行えば、入社前に労働時間や人間関係を知ることが出来ます。
さらに手に入れた情報を上手に活かすことで、
「自分に合っている」
「こんな仕事がしてみたい」と思える診療科にめぐり合うこともできます。
看護師転職はどこで情報収集するのか
転職サイト
情報収集を始める際にまず見ておきたいのが、掲載求人数が多く、転職体験談なども掲載していて、幅広くさまざまな情報を集めることができる転職情報サイトです。
転職サイトに登録すると、エージェントから自社サイトを通じて転職した看護師から院内の雰囲気やネットだけではわからない情報を教えて貰えます。
また、転職サイト経由であれば、年収や夜勤、休みの交渉は自分ではやりにくい交渉も行ってくれます。
少しでも良い条件で転職したい看護師は転職サイトを使いましょう。
SNS
SNSが普及している時代だからこそTwitterなどで転職に関する情報を発信している人も多くいます。
「転職」
「体験談」
「注意点」
などのキーワードで、それぞれの検索機能を使って調べ、実際に転職活動を経験した方の声を聞いてみるというのも有効な手段です。
医療機関のHP
自分が行きたい医療機関が決まっている場合は、HPから情報を得ることが出来ます。
クリニックや小さな病院だとスタッフの顔も分かるので一緒に働く人の顔が分かるのは嬉しいですよね。
ただ、求人の掲載が不定期なのでHPを見たときに募集をしているか分からないデメリットもあります。
看護師求人のここを見ろ!
配属先をチェック
自分の経験が活かせる、もしくは希望している診療科目があるのか確認しましょう。
求人情報に募集中の診療科目が複数ある場合は、自分が希望する診療科目に配属されるかどうか、面接時などに確認しておきましょう。
内定後に希望と違った配属先になったら手遅れです。
運命だったと自分を正当化して頑張る日々が待ち受けていますよ。
詳しい勤務時間をチェック
日勤のみ、夜勤のみ、2交替、3交替などの勤務交替形態や、具体的な勤務時間のほか、平均的な残業時間や夜勤の回数などを事前に確認しておきましょう。
3交替の場合は、日勤後の夜勤のシフトがあるかどうかもチェックしておきましょう。
特に夜勤回数については生活に大きな影響がありますのでしっかりと確認することをおすすめします。
保険をチェック
「社会保険あり」の場合でも、健康保険や厚生年金保険、雇用保険、労災保険のすべてが完備されているか確認しましょう。
個人経営のクリニックなどでは完備していない機関もあるので注意してください。
また、非常勤の場合は加入のための条件がありますので、適用にならない場合があります。
務めた後に分かってもこればかりは手遅れです。
休日をチェック
求人で分からなければ面接で聞くことになると思いますが、聞きにくくてもここは聞くことをおすすめします。
「4週8休」だけの記載の場合、祝日や長期休暇がない場合もありますので、注意が必要です。
月間および年間の休日数、夏期および年末年始の長期休暇の有無も務める前に確認しておきましょう。
託児所をチェック
子どもを預けて働きたい看護師は特に気になるポイントですね。
託児所完備の記載があっても、利用者枠に空きがあるかどうか、利用時間や日数に制限があるのか、入所のための条件があるのかなど確認しておきましょう。
寮の有無をチェック
1人暮らしで家賃を抑えたい看護師はありがたい看護師寮。
ここの有無もチェック必須です。
寮と一口に言っても、独身寮、借り上げ寮などの種類により入寮条件も異なりますので、入寮を希望する場合は詳細を確認しておきましょう。
入職後すぐに入寮できるのか、自己負担はどの程度かもチェックしておく必要があります。
手当・ボーナスをチェック
手当の種類と金額、賞与の内訳(○か月分など)を細かくチェックしましょう。
賞与については、転職初年度は日割りだったり支払いがない場合もありますので、留意してください。
おすすめの看護師転職サイト
看護のお仕事
株式会社レバレジーズメディカルケアが運営する転職サイト「看護のお仕事」
正看護師、准看護師、保健師、助産師のいずれかの資格をお持ちの方の転職・復職を無料で支援するサービスです!
『サービス満足度 No.1』
『コンサルタントの対応満足度 No.1』
『友達に進めたいランキング No.1』
を達成した経験もあるので安心と実績のある転職サイトになります。
看護のお仕事のメリット
- 職場の内部事情に詳しい
- コンサルタントが交渉してくれる
- 求人が豊富
職場の内部事情に詳しい
看護のお仕事ではコンサルタントがついてくれるのですが、転職に関する知識だけでなく看護師としての知識もきちんとある方が多いのが特徴的です。
看護のお仕事を介して入職した方へ職場の様子をヒアリングしたり、キャリアアドバイザーが直接施設に足を運んで情報収集しているので、外からでは分からない人間関係・職場の雰囲気・離職率などの極秘情報が充実しています。
求人には絶対に書かれない情報を知ることが出来るのは嬉しいですよね!
いざ入職して、雰囲気が良くないとか最悪ですもんね。
コンサルタントが交渉してくれる
転職エージェントが「新卒で就職した病院から初めての転職をしたい」「育児休業から復職したい」「ブランク明けでバイトから始めたい」といったさまざまな要望に応え、面接対策や面接の日程調整など、転職活動のすべてをサポートしてくれます。
もちろん月給や手当、保険加入などの条件面の交渉もしてくれます。
プロのキャリアアドバイザーがあなたの代わりに交渉するため、給与の大幅アップの可能性も格段に高くなります。
求人が豊富
給与が高い、年間休日が多いなどの好条件の看護師求人は、応募が殺到することを防ぐため、非公開となっていることがほとんどです。
看護のお仕事では、大手企業が経営する病院や人気の美容クリニックなど、ほかの求人サイトには掲載されていない好条件・好待遇の非公開求人を紹介してくれます。
また、派遣の求人も多く揃えているため、様々な雇用形態にも対応しています。
せっかく求人を紹介してもらったとしても、それが自分の条件に合わなかったり、待遇面が悪い病院だったりすれば、転職サイトを利用する意味がありません。
そのため、看護のお仕事のような「求人数が多く」「希望条件に合わせた求人を紹介してくれる」転職サイトをメインに使いながら、転職活動を行うことをおすすめします。
看護のお仕事のデメリット
- コンサルタントに当たり外れがある
- 未経験OKの求人が少ない
コンサルタントに当たり外れがある
転職サイトを利用する中で、コンサルタントの相性は非常に大事になります。
口コミサイトを見ても、コンサルタントと合わなかった等の悪い口コミが多々見受けられます。
相性の悪いアドバイザーに当たってしまい、どうしても合わないと感じたら他のサイトに切り替えるのも大事だと思います。
未経験OKの求人が少ない
20~30代の看護師経験者であれば、多くの求人を紹介してもらうことが可能です。
5年目の看護師ならここは気にしなくて大丈夫です!
50代~や未経験の方の求人は非常に少なく、転職が厳しいのが現状です。
ある程度の経験を積んでから登録することをオススメします。
経験年数が少いけど今すぐにでも転職したい看護師は別の転職サイトに登録した方がよさそうです。
ナース人材バンク
東証一部上場企業が運営する「ナース人材バンク」は年間利用者19万人以上の看護師さんが利用する、 国内最大級の転職支援サービスです!
求人の内容も、病院だけでなく、クリニック、訪問看護、介護施設、治験の求人まで多く扱っており利用者の満足度が高い点も特徴的です。
ナース人材バンクのメリット
- 多くの看護師が利用
- 病院以外の求人が豊富
- 非公開求人多数
多くの看護師が利用
ナース人材バンクは年間利用者数は19万人を超える、国内最大級の転職支援サービスです。
利用者が多いだけでなく紹介実績も業界トップクラスですので、初めての転職で不安な方や数ある転職支援サービスの中からどこに登録すればいいか分からないという看護師にオススメのサイトになります。
ちなみに利用者の多くが希望にあった転職先を見つけています。
病院以外の求人が豊富
病院からクリニック、訪問看護、訪問入浴、介護施設、治験(CRC)の求人まで、さまざまな求人を用意しています。
対象となる職種は、看護師、准看護師、保健師、助産師になります。
条件面でも常勤求人はもちろん、非常勤求人、高給与の求人、日勤のみの求人、託児所付の病院など、様々な種類の求人があるので、あなたの条件にピッタリな職場が見つかる可能性も高くなりますね。
非公開求人多数
ナース人材バンクは「管理職求人」「高収入求人」など公開すると応募が殺到するような好条件求人を多く保有しています。
非公開求人は登録しないと見ることが出来ないので、給与や待遇などが好条件であることが多く、キャリアアップをしたいと思っている看護時にオススメです。
老舗ならではのパイプを活かした求人も多く、ナース人材バンクでしか出会えない求人があるというのも良い点です。
好条件の求人をチェックしたい方は是非登録することをオススメします。
ナース人材バンクのデメリット
- 転職を急がされることがある
- 派遣転職が出来ない
- 連絡の頻度がバラバラ
転職を急がされる事がある
口コミを見てみると担当のコンサルタントに転職を急がされたという記載もありました。
転職活動はコンサルタントの腕次第で結果が大きく変わるため、各人材紹介会社のコンサルタントを比べるという意味でも複数の転職サイトを利用することをオススメします。
最近、「登録は一つの人材紹介会社のみにした方が良い」とうたっている人材紹介会社がありますが、これは非常に危険です。
それは単純に自分の会社から転職をさせたいだけであり、転職を希望している看護師にとってメリットは殆どありません。
ですので、紹介された1つの求人で決めるのではなく、他の求人ももよく見て決める事をオススメします。
派遣転職が出来ない
ナース人材バンクでは、正社員求人とパートの求人のみを扱っているので、派遣の雇用形態の求人は取り扱っていません。
そのため、派遣での転職活動を希望している看護師には向かない転職サイトになります。
もしも派遣の求人を探したいのであれば、他の転職サイトを利用するようにしましょう!
連絡の頻度がバラバラ
口コミを見ると「電話がしつこい」と言う意見がある反面「全然連絡がない」という意見が見られます。
コンサルタントによると思いますが、電話がしつこい、全然連絡が無いというような時には、しっかりと自分の意思を伝えるようにしましょう。
医療WORKER
医療WORKERは人材紹介会社の大手、株式会社TS工建が運営をしている看護師専門の転職エージェントです。
楽天リサーチで看護師の支持率で4年連続第1位を獲得し、サポートに定評があります。
紹介求人数が約9万件あり、公開求人6万3千件は誰でも見ることが可能です。
常勤・応援看護師・夜勤バイト・パート・助産師など幅広い看護師求人に対応しています。
利用満足度97%、転職実績件数30000件以上なので安心して利用する事が出来ますね。
医療WORKERのメリット
- 求人検索が細かくできる
- 非公開求人多数
- コンサルタントによるサポート
細かな求人検索機能
求人を探す時に
エリア(全国対応)
職種(看護師、准看護師・助産師・保健師)
施設形態(病院・クリニック・介護施設・企業など)
だけではなく、下の画像のように働き方など細かな条件を設定して求人を探すことが出来ます。
- 夜勤もある常勤
- 日勤だけの常勤
- 夜勤だけの常勤
常勤だけでも働き方を選択できるので、自分の条件に合った求人が見つかりやすくなります。
非公開求人多数
医療ワーカーの非公開求人は全体の約3割近くを占めています。
非公開求人とは、転職サイトや求人情報誌には記載されていない求人のことを指します。
非公開求人は、公開求人よりも好条件なのに倍率が低く内定を取りやすいのが特徴です。
医療ワーカーの限定メールマガジンに登録しておけば、希望条件に合った非公開求人情報をメールで受け取れます。
希望に合った求人が見つからない・今後転職したいという方は登録だけでもしておくと良さそうです。
コンサルタントによるサポート
医療ワーカーには看護業界の採用事情に詳しいキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
登録後は一人ひとりに専任キャリアコンサルタントがつき転職をサポートしてくれます。
転職の相談や職場の人間関係の悩み、年収のことなど沢山相談することが可能です。
医療ワーカーのコンサルタントは看護師転職に詳しいプロなので、悩み解決に繋がるヒントを与えてくれます。
コンサルタントがあなたにピッタリな求人を紹介してくれるのはもちろん、履歴書や職務経歴書の書き方アドバイスや添削、面接対策から面接日の調整までを全てサポートしてくれます。
これだけのサポートがあれば、初めて転職する看護師でも安心して転職活動を進められます
医療WORKERのデメリット
- ゆっくり転職したい看護師には不向き
- コンサルタントとの相性
ゆっくり転職したい看護師には不向き
医療ワーカーは電話やメール連絡がマメなことで知られていますが人によっては電話がしつこい、うざいと感じる看護師も一定数います。
平日の日中は仕事をしながら転職活動をしている人が大半です。
勤務中は電話に出られなかったり、メールの返信が遅れたりすることも多く、人によってはしつこいと感じてしまうのかもしれません。特に、転職するかどうか検討段階の人にとってはストレスに感じてしまいます。
再ヒアリングをして希望をすり合わせるなど、親身になって転職のサポートを意識しているようですが、これが逆にしつこいと感じられてしまうこともあるようです。
急いで転職するつもりがない看護師は多くの求人を紹介をされても困ってしまいますよね。
連絡が頻繁にあるので、ちょっと求人を見てみたい・すぐに転職は考えていない看護師にはあまりおすすめしません。
コンサルタントとの相性
医療ワーカーではコンサルタントが給与など条件面の交渉をしてくれるので凄くありがたいです。しかし、全員が全員優秀で条件通りに交渉してくれるわけではありません。
もちろん人間なので交渉力には個人差もあります。
医療ワーカーでは公式HPでコンサルタントのプロフィールや顔を公開しているので登録前にチェックすることも出来ます。
コンサルタントの顔やプロフィールを確認してから、信頼できそうと思えば登録でOKだと思います。
まとめ:看護師転職は情報収集必須!
転職において情報収集を怠るとミスマッチが起こりやすくなります。
逆に情報収集がしっかりできていれば、企業が応募者に求めることや自分の方向性とのマッチ具合もわかり、有意義に転職活動を行うことができます。
また、転職エージェントは求人の募集条件を決めるため、企業の人事部と話をすることが多かったり、自社サイトを通じて転職した看護師から院内の雰囲気やネットだけではわからない情報を手にすることができるんです。
これは自分だけで知り得ないため、かなり大きなメリットと言えます。
この情報が有るだけで入職前のミスマッチを防ぐことが出来ます。
情報も得られる上に、自分でやると物凄くめんどくさい手続き等を担当のコンサルタントが代わりにやってくれます。
この面倒ごとをやってくれるのは、日中忙しい看護師にとっては物凄く嬉しいメリットなのではないでしょうか?
是非多くの情報を得て満足できる転職を行ってください!