
今務めている病院やクリニックなどの医療機関を辞めたいと思っても、なかなか辞める勇気が出ないことは誰にでもあります。
転職を考える理由は「キャリアアップしたい」「仕事の幅を広げたい」というキャリア志向に基づくものから、「今の仕事や給料に不満がある」「職場の人間関係に悩みがある」という不満解消を目的としたものまでさまざまです。
仕事を辞めるのは結構勇気がいる行動です。
その一歩を踏み出すお手伝いを僕にさせてください。
この記事を読んで、少しでも転職のお手伝いが出来れば幸いです。
目次
看護師の転職理由
まずは、看護師が転職する理由で皆がどんな理由で辞めているのか紹介していきたいと思います。
多くの看護師が自分と同じ理由で悩んでいると分かれば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか?
知っているのと知らないのでは悩みの大きさが変わってきますからね。
人間関係
お局同士にも相性があって一切目も合わさない、話さないって決めてる人がいるらしく、業務連絡ですらガン無視。
— 林檎@1年目看護師 (@u81Y0qcW0nBVO0U) August 5, 2020
なんで看護師ってこんな中学生女子みたいなやつ多いの😞
はぁぁぁぁぁ?
— ポム@新人看護師 (@m22nnXjBUeEas8q) August 5, 2020
絶対私のこと嫌いだろうなって感じてる先輩(勝手にお局だと思ってる)いるんだけど、私が残業してたら「なんで受け持ち少ないのにこの時間まで終わらないんだろう笑」って私のいるステーションでコソっと別の先輩に話してた。
いや、きこえてますからね!!!!!!!!!!!くそ過ぎ
看護師は医師を初め、患者対応まで大勢の人と関わりながら働き、しかも女性が多い職場です。
1日を病院という限られた空間で過ごすため、面倒なことに巻き込まれても、逃げ場がない状態になってしまうのかもしれません。
看護師が辞める理由で1番多いのが人間関係なので、人間関係で迷っている方は我慢せずに転職を考える事をおすすめします。
夜勤がキツイ
夜勤とかで人数少ない中とんでもない状況に陥るのは看護師やってれば経験あるけど
— 監護し (@FQk50NimMVPHQRq) August 3, 2020
「きつい時当たっちゃったね〜。よく頑張った!」
と労えばいいのに
「は?それくらいのこと対処できないとダメでしょ?」
と突き放すのが看護師クオリティ
仕事中にメンタル崩壊して過呼吸からの休日夜勤はきついでし…
— ぶるぞう (@buruburusuruzou) August 2, 2020
からの5時起き日勤ンンン
さついが高いェ…
勤務時間が不規則であることを辞めたい理由に挙げる看護師も多いです。
夜勤で身も心もボロボロになる前に夜勤なしの病院やクリニックに転職しましょう。
また、新婚さんや子供が小さい看護師で自分の時間がもっと欲しい方もこの理由で多く退職されています。
給料が低い
東京女子医大、ボーナス1か月だって。医師は2か月。若い子の手取り14万円。看護師ってそんなに安いの?あそこが特別??命を預かる仕事で夜勤もあって、危険もあって…明らかにおかしいだろう。看護職・介護職の賃金の底上げ、急務でしょ。
— tkmrアキコ@糖質制限辛い (@akipi_tkmr) August 2, 2020
看護師の9K ①きつい ②汚い ③危険 …加えて ④規則が厳しい ⑤休暇がとれない ⑥給料が安い ⑦婚期が遅い ⑧化粧がのらない ⑨薬に頼って生きている
— 看護師ナースあるある (@satomikit) August 3, 2020
新型コロナウイルスの影響でボーナスが減ったり、元から給料が低いと思ってたりとお金の問題は切っても切れない問題です。
給料が高くても激務もあるし、安いけど自分の時間が多く取れるなど医療機関によって特徴は様々なので、自分の条件にピッタリの職場を探しましょう。
看護師が辞めるのを考えるべき職場
人間関係が悪い
人間関係は女性の多い職場なら必ずと言っていいほど問題となります。
他にも、「先輩から無視されるなどのいじめを受ける」「医師からのセクハラを受ける」「患者からのクレームがキツい」など、人間関係による問題は色んな種類があります。
人間関係のストレスは基本的に治ることはなく我慢をし続けなければなりません。
ただ、我慢を続けていると胃潰瘍になったりうつ病になったりして転職を始めるまで時間がかかってしまうケースもあります。
人間関係で迷っているのであれば退職を考えましょう。
勤務時間が長い
日本における看護師の数は年々増えてはいるものの、まだまだ看護師数が需要に追いついていない状況なので人が足りない医療機関ではおのずと長時間労働になってしまいます。
そんな長時間勤務だったり、夜勤などで勤務時間が不規則なことから、体力的な負担も大きいです。
若いうちは難なくこなすことができても、歳を重ねるの連れて辛くなり辞めることを決意した人も多くいます。
また、結婚、出産、子育てといったライフプランを立てにくい事を理由に辞める方も多いんです。
夜勤が無い医療機関や平日だけのクリニックに転職など自分のライフプランとよく擦り合わせて考えてみましょう。
今の診療科が合っていない
誰にも向き不向きがあります。
実際に看護師として働き始めて初めて気付くことだってあります。
看護師の業務は、医療行為や患者さんへの技術的援助や心理面へのフォロー、状況に合わせた臨機応変な対応をはじめ、記録業務、電話やクレームの対応、患者さんのトイレ・入浴・オムツ交換・体位交換・処置・検査・シーツ交換・掃除洗濯・送迎……にいたるまで多岐にわたります。
医療行為から看護業務・雑務までを同時並行しており、正直、これだけ多岐にわたる業務をすべて「好き」と言える人はいないと思います。
そこで、業務の一つひとつを細分化して「好き」「嫌い」「得意」「不得意」を考えてみてください。
自分の「好き」「得意」な部分を伸ばして、今とは違う他の分野で活躍することも可能です。
おすすめの転職サイト
ナース人材バンク
東証一部上場企業が運営する「ナース人材バンク」は年間利用者19万人以上の看護師さんが利用する、国内最大級の転職支援サービスです。
求人の内容も、病院だけでなく、クリニック、訪問看護、介護施設、治験の求人まで多く扱っており利用者の満足度が高い点も特徴的です。
●日本最大級の転職支援サービス!
年間利用者数は19万人を超える、国内最大級の看護師さんの転職支援サービスです。
●全国の看護師さんをサポート!
全国15か所の拠点で看護師さんの転職をサポートしています。
●専任のキャリアパートナー
キャリアプランの相談、履歴書の添削、給与などの条件交渉など、キャリアパートナーに任せましょう。
●多数の非公開求人!
非公開の好条件求人はナース人材バンクの登録者しか見れないレア求人ばかり!
看護のお仕事
2019年9月に実施したアンケートで友達に勧めたいランキング1位でした。
希望があれば求人の提案や条件のヒアリング等もLINEでやり取りできます。
経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの希望にピッタリの求人を探し、提案するサービスです。
●『全国対応』全国どちらにお住まいの方でもサポート!
●看護師さんの生活に合わせた『24時間電話対応』!
●累計年間登録数業界最大級の11万人以上!
●業界最大級の『非公開求人』(=好条件求人)保有!
最新の人気求人なのでご登録者限定でのご紹介です!
●医療業界を熟知したキャリアコンサルタントの素早く、丁寧な対応!無理に転職を勧めることはありません。
常に業界の情報をキャッチアップし、看護師さんの人生が少しでも良くなるように考えて対応しています!もちろん給与などの個人で行うと難しい条件交渉も行います!
●各地域ごとに専任のコンサルタントがいることで『地域密着型』のご提案が可能!
セレジョブ看護
セレジョブ看護は、20代看護師に特化した転職支援サービスです。
●履歴書、職務経歴書作成サポート、転職相談から入社後フォローまで完全無料
●セレジョブ看護経由で転職すると、転職祝い金10万円を支給
●非公開求人あり
●自己応募ではわからない職場の雰囲気、特徴が事前にわかる
●企業毎の選考ポイントがわかる
●専属のアドバイザーが1:1で丁寧にサポート
看護師が転職に失敗しない為に取る行動
覚悟を決める
人生は選択の繰り返しです。
転職の旨を伝えたら
「もうちょっと頑張れば?」
「他の所に行っても変わらないよ」
「忍耐力が無いね」など引き留めるために色んな事を言ってくる人が居ると思います。
さらに、転職したいと頭の中で考えていても、いざ転職活動を行おうとすると、「今の職場にいた方が、リスクがないかも……」など、頭の中でもう一人の自分が問いかけてくることもあります。
転職するか、現職の職場に残るかはあなたの選択次第です。
「転職をする」という選択をする際は、覚悟を決めて行動に移しましょう。
そして、一度決めたら自分自身の判断を信じてください!
転職サイトに登録する
転職サイトに登録すると担当のコンサルタントが付きます。
「転職する勇気が出ない」「自分の判断が正しいのか不安だ」という場合は、コンサルタントに一度相談してみるのも良いでしょう。
コンサルタントに相談したからといって、すぐに転職活動をしなければならないと思っている方も多いですが、そんなことはありません。
自分のペースで行う事も全然で可能なんです。
コンサルタントには、現在の職場への不満、今後のキャリアプランへの迷いなども相談できます。
転職のプロから、業界の現状や気になる医療機関の人間関係、今後のキャリアプランの描き方などのアドバイスを受ければ、不安や悩みを解消するきっかけになるでしょう。
転職軸を決める
転職をする前に、「なんで転職したいのか」「転職で譲れない条件は何だろうか」など自分の中の転職軸を考えるようにしましょう。
「転職したい」と漠然と考えている方に、「どうして転職をしたいのですか」と聞くと、「今の病院は給料が低い」「お局さんがうざい」「残業がきつい」「やりたい仕事ではない」など、いろいろな不満や理由が出てきます。
実際に、転職を意識したときの理由はひとつではないという場合がほとんどです。
しかし、これらの問題は、全てが同じだけの重さを持ったものではないですよね。
転職をすることで、最も解決したい問題や、叶えたい希望が何なのか、改めて自問自答してみましょう。
自分の軸が定まっていない状態で転職活動を始めてしまうと、一番の理由ではない部分を魅力に感じた医療機関に入社してしまい、後悔するという事態にもなりかねません。
まとめ:円滑に辞める方法
退職をするにあたり、まず何よりも「今務めている病院やクリニックなどに出来るだけ迷惑をかけない・敬意を払う」という姿勢が大切になります。
今務めている病院やクリニックであなたは多くの時間を過ごしたわけですし、そこで接点を持った同僚や上司、患者さんの方々はあなたの人生にとっての貴重な財産なはずです。
接点を持った人達とそれっきりになってしまうのではなく、退職後も違った交流が保てるよう誠意を持った行動が必要です。
退社の意向を伝えるタイミングは、法律上は2週間とされていますが、円満退社を考えると1ヶ月以上前であることが望ましいです。
また、病院やクリニックの就業規則で退社予告が制定されている場合、それに従うのがベストですが、パワハラやセクハラで今すぐにでも辞めたいという状況の場合は就業規則に従わなくても大丈夫です。
それは何故かというと、就業規則は病院のルール的なもので会社の希望なので、病院が認めれば即日でも退職自体は可能です。
法律を元に強引に退職を主張することは出来なくはないのですが、円満退社するのであれば就業規則に従うようなタイミングで退職の申告をするのが望ましいと思います。
円満退職とはなりませんが、ハラスメントを受けており今すぐにでも辞めたいと考えている薬剤師は退職代行をオススメします。
あなたが有能であればあるほど、あなたが退職することは会社や病院にとってマイナスになることは否めない事実です。
強い引き留めがあってもそれにただ反発するのではなく、自らの価値を認識してくれているということに感謝し、あなた自身が去ろうとしている病院やクリニックに最後まで敬意を持って対応していきましょう。