
・医局人事で自分の希望が通りづらい。
・拘束時間の割に大学の給料が少なく、バイトだけでは生活が苦しい。
・新型コロナの影響でバイトを禁止されて大学だけの給与では生きていけない。
・医局を辞めた医師が、好条件で自分よりはるかに高い報酬を得ていることを聞いた。
上記のような悩みがあっても、医師は日中忙しく転職先を探す暇も無いと思います。
ましてや、転職をするにあたって数ある転職サイトや転職エージェントの中でどのサイトに登録すべきか迷っている先生は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、消化器内科の先生にオススメの転職エージェントを3社紹介していきたいと思います。
転職理由や目的は十人十色だと思うので3社の中から自分の条件に合った所に登録して良い転職を行ってください。
目次
消化器内科医におすすめエージェント1:医師転職ドットコム
札幌に本社を置く株式会社メディウェルという会社が運営している最大級の医師専門の転職エージェントです。
医師のための紹介事業を20年以上続けていて、35,000人以上の医師の転職をサポートして来たという実績があります。
プロのコンサルタントが医師と医療機関を理解し、独自の視点を加えることで、医師と医療機関のさらなる可能性を広げてくれます。
医師転職ドットコムのメリット
メリット
・希望条件に合った求人が見つかりやすい
・コンサルタントが優秀
転職の際、医師と医療機関の間にメディウェルが入ることで、医師と医療機関の間に対等な関係を作り出し、より正当に評価される環境を提供してくれます。
医師転職ドットコムでは、コンサルタントにキャリアプランニングを行ってもらうことができます。
これからキャリア構築を始めたいという新人の医師から役に立つサポートを受けられます。
今後を勤務医として働き続けるか、開業するのかの相談にも乗ってもらえます。
迷っている医師は是非相談からでも始めてみましょう。
医師転職ドットコムのデメリット
デメリット
・コンサルタントの相性が合わない可能性がある
医師転職ドットコムは施設形態については網羅性が高くありません。
病院の求人がほとんどで、クリニックや企業勤務の求人は少ない印象です。
ただ、大多数の医師が病院勤務を希望しているのでここに関しては気にしなくても大丈夫です。
さらに、これはどの転職エージェントでもいえるデメリットなのですが、担当するコンサルタントと合わない可能性があります。
もしコンサルタントと合わないと感じるなら、コンサルタントの変更を申し出るのが一番の策だと考えます。
消化器内科医におすすめエージェント2:マイナビドクター
他領域の転職を手がけていることもあり、クリニック求人は業界最多数を誇っています。
マイナビ独占の求人もあり、先生一人ひとりに合わせた求人をご紹介しております。
・キャリアパートナーが先生の希望をかなえます
・産業医などの企業求人も充実
・全国各地の幅広い先生方を対応
マイナビドクターのメリット
メリット
- 安心と信頼のマイナビ
- キャリアアドバイザーの質が高い
- 非常勤求人が豊富
マイナビドクターはあなた専任のキャリアアドバイザーが、転職するにあたっての年収、残業時間、研修の有無といった細かい希望に対して細かくヒアリングを行い、希望に合った医療機関を紹介してくれます。
キャリアアドバイザーは、日中忙しい医師の代わりに面接などの日程調整も行ってくれるほか、給与や休暇、残業時間などの医療機関に直接聞きにくいような内容についても確認してくれます。
「経験豊富なキャリアパートナーのサポートのおかげで良い職場に出会えた」「交渉してくれて求人よりも給料が上がった」など質の高さが分かる口コミか多く見られます。
さらに非常勤求人も多いので、スポットバイトを探している医師や常勤で働いているけれど、非常勤で働いて今以上に収入を増やしたい医師や、産休・育休明けでプライベートを大事にしながら働きたい方などのワークライフバランスを重視したい医師は登録必須です。
マイナビドクターのデメリット
デメリット
- 非公開求人が多い
- 地方の求人が少ない
他のサイトでは公開されている求人を見て、良い感じのがあれば登録してみよう!が出来ますが、マイナビDOCTORは保有求人の60%が非公開求人なので、登録しないと確認することが出来ません。
登録自体は1分で出来て、めんどくさい作業は一切ないので気になる方は是非登録してみる事をオススメします。
日本全国対応の転職サイトではありますが、求人数には地域差が出てしまいます。
拠点のある地域の求人は、豊富で多くの条件の中から選ぶことができますが、地方によってはあまり求人が少なく、希望する条件に合う求人がないということもあります。
消化器内科医におすすめエージェント3:民間医局
・1997年創業の、医師キャリアコンサルティングのパイオニア。
東証一部上場のクリーク・アンド・リバーグループです。
・全国に17拠点を展開しており、全国各地の好条件&非公開案件が豊富です。
・常勤転職に限らず、非常勤アルバイトでも専任のエージェントがサポートします。
・個人でも団体割引料金で加入できる「医師賠償責任保険」を提供しています。(業界最安値水準)
・その他、医師向けのセミナーを開催するなど転職以外のサービスも展開しています。
・医学生向けに開催している研修先マッチングイベント「レジナビフェア」は、非常に多くの学生が参加します。
・医師向け専門誌「ドクターズマガジン」は全国の病院、ドクターに購読されています。
民間医局のメリット
メリット
・女性医師の成約実績多数
・使い勝手抜群のスポットバイト
全国に17支店(北海道・東北・上信越・北関東・東京・南関東・名古屋・京都・大阪・神戸・中国・四国・九州・南九州・沖縄)があるので日本全国の求人を網羅しています。
これは地方の産婦人科医でも安心して利用する事が可能です。
民間医局は出産後の職場復帰など、家庭と仕事の両立の手助けの依頼を多く承っており、全成約数の20%を占めています。
日数・時短勤務から社会保険の適用まで、労働条件を整えることで多くの問題を解決できています。
ベビーシッターサービスや東京女子医大との連携による復職支援なども完備しています。
女性のエージェントもいて女性の気持ちを察することが出来て相談もしやすいですし、年収アップも自分の時間確保も可能な転職もできるので嬉しい事ばかりです!
民間医局の求人は殆どが非公開求人なので、実際に求人が見たい先生は転職する気が無くても、今との比較の意味でも登録して求人をチェックすることをおすすめします。
民間医局のデメリット
デメリット
・ほとんどが非公開求人
・希望していない情報が届くこともあり
メリットの部分でも触れましたが、民間医局保有している求人は約80%が非公開求人となっています。
非公開求人は会員登録しなければ紹介してもらえないので、まずは会員になる必要があります。
公開されている求人よりも非公開求人の方が優良案件ですから気になったら早めに無料登録しましょう。
また、電話受付時間は平日の9時~18時までとなっています。
日中忙しい医師からしてみれば、サイトに載っていない求人の疑問点や緊急を要する問い合わせをするのに平日の9時~18時だと厳しいですよね。
最近争いの激しいスポットバイトに関する事なら尚更だと思います。
他の転職サービスに比べて民間医局はこのような点で、少々使い勝手が良くない印象と言えます。
他の医師向けアルバイト求人サイトでは、問い合わせの24時間受付を実施しているケースもあります。
それと比較すると、平日の9時~18時での電話対応しかしていない民間医局の最大のデメリットと言えるかもしれません。
まとめ:医師転職の心得
消化器内科の医師におすすめの転職エージェントを3つ紹介しましたが、気になったものはあったでしょうか?
転職サイトを利用する際は、1つだけ登録するのは非常に危険です。
なぜならば、1つに絞ってしまうとコンサルタントを比較することができず、あまり質の高くないサポートに気づくことができません。
どれだけ評判の良いエージェントでも、コンサルタントの質に差はあります。
さらに、求人サイトによって扱っている求人も違うので、自分の条件に合った求人が見つかる可能性も少なくなってしまいます。
複数の情報を得るという意味でも、最低でも2社には登録して、提示される求人の条件やコンサルタントの質を比較することをおすすめします。
転職エージェントを利用して、小さな労力でより多くの求人情報をチェックしましょう!!